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韓国のeSIM比較2026|通信3社の公式料金と空港受取・事前購入の選び方

韓国のeSIM比較2026|通信3社の公式料金と空港受取・事前購入の選び方
韓国のeSIM — 韓国のSIM・eSIM比較|空港受取と事前購入

韓国に着いた瞬間からスマホが使えないと、地図も翻訳も配車もタクシー配車アプリも止まります。2026年現在、日本から韓国へ行く旅行者が選べる通信手段は大きく「物理SIMカード」「eSIM」「海外ローミング」「ポケットWi-Fi」の4つ。このうちここ数年で一気に主流になったのが 韓国のeSIM です。

この記事では、韓国の通信3社(KT・LG U+・SKテレコム)の公式ページと公式マニュアルで直接確認できた数字だけを使って、韓国のeSIMの料金・データ量・通話条件・空港受取の場所と時間を整理します。確認日はすべて2026年10月26日です。公式に裏が取れなかった数字は、あえて書いていません。

1. eSIMと物理SIMカード、何が違うのか

eSIM(embedded SIM)は、端末に内蔵されたSIMに通信プロファイルをダウンロードして使う仕組みです。物理カードの抜き差しが不要なので、日本のSIMを挿したまま韓国回線を追加できます。

比較項目韓国のeSIM物理SIMカード
受け取り方QRコードをメールで受信空港カウンター等で現物受取
日本の番号挿したまま併用しやすい抜いて差し替えが必要(紛失注意)
開通タイミングQRスキャン時点からSIM挿入・再起動後
対応端末eSIM対応機種のみSIMロック解除済みなら広く対応
再発行原則不可(KTは1回のみ設置)カウンターで相談可
深夜到着ネットがあればその場で開通カウンター営業時間に依存

KTの公式ユーザーガイド(2026年7月版)には、eSIMは一度しか設置できず、設置後に削除しても新しいQRコードは再発行されないと明記されています。eSIM を選ぶなら、この一点だけは必ず覚えておいてください。

2. 通信3社の韓国のeSIM料金を公式データで比較する

韓国の通信事業者は KT・SKテレコム・LG U+ の3社です。旅行者向けプリペイド商品は各社とも公式に販売していますが、料金表の公開の仕方がバラバラなので、ここでは公式に確認できたものだけを並べます。

2-1. KT:日数の刻みが最も細かい

KTの公式ユーザーガイド「Korea SIM / eSIM 2026.07 ENG」に掲載されているデータ専用プランの料金です(KRW、以下すべて税込表示)。

期間料金(ウォン)期間料金(ウォン)
1日(24時間)6,5007日(168時間)35,000
2日(48時間)12,00010日(240時間)38,500
3日(72時間)18,00015日(360時間)55,000
4日(96時間)23,00020日(480時間)60,500
5日(120時間)27,50030日71,500
6日(144時間)31,50060日107,200
90日143,000——

通話とSMSも使いたい場合は「Data + Voice」プランがあります。こちらには16,500ウォン分の通話クレジット(韓国国内発信で約60分相当)が最初から含まれています。

期間料金(ウォン)期間料金(ウォン)
3日23,50010日44,000
4日28,50015日60,500
5日33,00020日66,000
6日37,00030日77,000
7日40,50060日112,700
90日148,500——

データ容量は「無制限」ですが、正確には1日あたり11GBまで高速、それを超えると最大5Mbpsで無制限という設計です。11GBは毎日午前0時にリセットされます。5Mbpsあれば地図・SNS・音楽・標準画質の動画は問題なく、4K動画や大容量ダウンロードだけ少し待つ、という体感です。

2-2. LG U+:交通カード機能が最初から付く

LG U+の「韓国ツアーパス(Korea Tour Pass)」は、数ある商品の中でも珍しくバス・地下鉄の乗り放題が料金に含まれています。公式日本語ページで確認できた内容は次の通りです。

期間料金(ウォン)データ交通
3日18,0005G/LTE 無制限(速度制限なし)バス・地下鉄 乗り放題
5日27,5005G/LTE 無制限(速度制限なし)バス・地下鉄 乗り放題

通話は追加オプション扱いで、0ウォン(通話なし)から22,000ウォン(約80分)まで段階的に選べます。公式ページに記載されている通話オプションは以下の5段階です。

  • 約0分:0ウォン
  • 約20分:5,500ウォン
  • 約40分:11,000ウォン
  • 約60分:16,500ウォン
  • 約80分:22,000ウォン

交通費を別に払わなくていいぶん、ソウル市内を1日に何度も移動する旅程なら実質的にかなり安くなります。空港鉄道(AREX)は一般列車のみ対象で、直通列車は対象外です。T-moneyとの使い分けは 韓国の地下鉄とT-moneyの使い方ガイド にまとめています。

2-3. SKテレコム:公式窓口はあるが料金表の確認が難しい

SKテレコムも訪韓外国人向けのプリペイド商品を公式に展開しており、パスポート認証は公式サイト(skroaming.com)で行います。ただし今回の確認時点では、公式ページから日数別の料金表を直接取得できませんでした。本記事では確認できなかった数字は掲載しません。SKテレコムを検討する場合は、必ず公式ページまたは空港のローミングセンターで最新料金を確認してください。

なお、SKテレコムのローミングセンターの所在地はT world公式ページで確認できます。仁川空港第1ターミナルは到着階(1F)13番出口が24時間、2番出口が6:00〜22:00、第2ターミナルは1F 7番出口が24時間運営と案内されています。金浦空港は国際線ターミナル1階1〜2番ゲート横で6:30〜23:00、金海(釜山)空港は3階3番ゲート付近で6:00〜21:30です。

2-4. 3社の違いを一枚で

項目KTLG U+(韓国ツアーパス)SKテレコム
日数の刻み1〜90日の13段階3日・5日公式料金表を未確認のため記載せず
データ1日11GB高速+以降5Mbps無制限速度制限なしの無制限未確認
交通(バス・地下鉄)含まれない乗り放題が含まれる未確認
韓国の電話番号Data+Voiceプラン、または入国確認後010番号付き未確認
通話オプション5,500〜55,000ウォンのチャージ式0〜22,000ウォンの5段階未確認
空港カウンター空港のKTローミングセンター仁川T1/T2・金浦・金海仁川T1/T2・金浦・金海
最長利用開通日から90日まで延長可公式ページに記載なし未確認

表のとおり、長期滞在と細かい日数調整ならKT、短期で移動が多いならLG U+、という住み分けがはっきりしています。SKテレコムについては、公式の日数別料金を確認できなかったため、この記事では比較対象として数字を並べていません。推測で書いた料金を信じて現地で困るより、空港のローミングセンターで直接聞いたほうが確実です。

3. 空港受取と事前購入、韓国のeSIMはどちらが正解か

結論から言うと、韓国のeSIMは事前購入(オンラインでQRコードを受け取る)が基本、物理SIMが必要な人だけ空港受取という整理になります。理由を具体的に見ていきます。

観点事前購入(オンライン)空港受取
待ち時間ゼロ。到着前に準備完了繁忙期は行列になることがある
深夜・早朝到着影響なし24時間カウンター以外は閉店
開通タイミング設置した瞬間から課金開始受取時に案内してもらえる
トラブル対応メール・電話のみその場でスタッフが対応
物理SIM郵送が必要で日程に余裕が要るその場で受け取れる
向いている人eSIM対応端末を持つ短期旅行者機種が古い/設定に不安がある人

事前購入で絶対に間違えてはいけない2つのタイミング

  • 購入から30日以内にQRをスキャンして設置すること。KT公式ガイドでは、30日以内に設置しないと自動解約となり返金されないと明記されています。
  • 設置した瞬間から24時間単位でカウントが始まること。日本の自宅で「とりあえず設定だけ」とスキャンすると、そこから有効期間が走り出します。出発当日の空港、あるいは韓国到着後のWi-Fi環境でスキャンするのが正解です。

この2点はeSIM購入で最も多い失敗パターンです。QRコードのスキャン自体にはインターネット接続が必要なので、到着後に行うなら空港の無料Wi-Fiに接続してから作業してください。

4. 買う前に確認する端末条件

どれだけ安いプランを見つけても、端末が対応していなければ意味がありません。購入前のチェックリストです。

  • eSIM対応端末か:ダイヤル画面で *#06# を入力し、IMEIに加えて EID が表示されればeSIM対応です(KT公式ガイド記載の確認方法)。
  • SIMロックが解除されているか:KT公式ガイドは「カントリーロックがオフであること」を利用条件として挙げています。日本のキャリアで購入した端末は、解除済みか事前に確認を。
  • 3G端末は非対応の場合がある:KT公式ガイドはWCDMA対応端末向けとしたうえで、一部の3G端末(LG U+、日本のau、米国Verizon)では利用できない可能性があると注意しています。
  • 国際MMSは送信不可:KT公式ガイドに明記されています。写真送信はLINEなどのアプリを使ってください。
  • 韓国の本人認証サービスは使えない:KTの(e)SIMでは本人認証やその他の付加サービス(VAS)が利用できないと公式に案内されています。韓国の一部アプリで必要になる「本人認証」が通らない点は、事前に知っておく価値があります。

5. 韓国のeSIMの開通手順(iPhone/Android)

KT公式ガイドに沿った基本的な流れです。所要時間は5分程度です。

  • Wi-Fiに接続する(QRスキャンにはインターネット接続が必要)
  • iPhone:カメラでQRコードをスキャン → eSIMをアクティベート → 回線ラベルを設定 → 既定の回線を選択 → iMessage/FaceTimeの回線を選択 → モバイルデータ通信の回線を選択 → 完了
  • Android:設定 → 接続 → SIMカードマネージャー → モバイルプランを追加 → QRコードで追加 → QRコードを読み取る
  • 通信が始まらないときは、キャリア表示が切り替わるまで端末を2回以上再起動する
  • それでもつながらない場合、AndroidはAPN設定を確認する(KT公式記載のAPN:lte.ktfwing.com/MCC 450/MNC 08)

うまくいかないときのKTのカスタマーセンターは 02-2190-0901(外国人対応は#6、平日9:00〜18:00)と公式ガイドに記載があります。

6. 通話・SMSが必要なら「入国確認(本人確認)」が必須

データ通信だけなら設置してすぐ使えますが、韓国の電話番号(010)での発着信には手続きが要ります。KT公式ガイドの条件は明確です。

機能条件費用
データ通信eSIM設置のみプラン料金に含まれる
着信通話・受信SMS入国確認(本人確認)の完了無料
発信通話・送信SMS入国確認 + 通話クレジットのチャージ最低5,500ウォン〜最大55,000ウォン

本人確認はオンラインで完結しますが、パスポート1冊につき1契約番号のみという制限があります。購入数量にも上限があり、KTでは1人あたり音声SIM 1枚・データSIM 最大4枚までです。

発信料金はKT公式ガイドによると、韓国国内への通話が1秒あたり4.4ウォン、SMSが1通110ウォン。韓国から海外への通話は1秒あたり23.1ウォン、SMSが1通330ウォンです。チャージ額と通話時間の目安は次の通りです。

チャージ額(ウォン)韓国国内通話の目安チャージ額(ウォン)韓国国内通話の目安
5,500約20分33,000約120分
11,000約40分44,000約160分
22,000約80分55,000約200分

延長は有効期限前であれば可能で、KT(e)SIMは開通日から最大90日まで延長できます。ただし延長できる期間の刻みは5日・10日・20日・30日のみ、期限を過ぎると延長もチャージもできず、通話チャージ分は返金されません。

7. 旅程別:どのプランを選ぶか

旅程おすすめの考え方想定コスト
2泊3日・ソウル中心交通込みのLG U+ 3日プラン18,000ウォン(交通費込み)
3泊4日・移動が少ないKTのデータ専用4日プラン23,000ウォン
4泊5日・地方も行くKTデータ専用5日 or LG U+ 5日27,500ウォン
1週間・予約電話をかけるKTのData+Voice 7日プラン40,500ウォン
1か月の長期滞在KTデータ専用30日プラン71,500ウォン
90日のワーホリ・語学研修KTデータ専用90日プラン143,000ウォン

「交通費を別に払うか、料金に含めるか」が選択の分かれ目です。1日3〜4回地下鉄やバスに乗るなら、LG U+のツアーパスは交通費だけで元が取れる計算になります。逆に1日1〜2回しか移動しない、あるいはタクシー中心という人は、KTのデータ専用プラン+交通カードの組み合わせのほうが安く済みます。

8. 韓国のeSIMと一緒に準備しておきたい現地の支払い手段

通信が確保できたら、次は決済です。韓国はカード決済の比率が非常に高く、コンビニでもオリーブヤングでもカードが当たり前に使えます。一方で、日本のクレジットカードをそのまま使うと、為替レートに上乗せされる手数料が見えにくいという問題があります。

また、eSIM で韓国の電話番号を確保しても、デリバリーアプリのように韓国の決済手段が前提になるサービスは少なくありません。通信・決済・交通の3点をセットで考えておくと、現地で詰まる場面がぐっと減ります。

旅行が終わったあとに手元に残るウォンの扱いも、先に決めておくと無駄がありません。両替所で日本円に戻すとまた手数料がかかるため、余ったウォンの扱い方や韓国から日本への送金の選択肢を事前に把握しておくことをおすすめします。

9. よくある質問

Q. 韓国のeSIMは日本にいるうちに設定していい?

QRコードの「設置」はしないでください。KT公式ガイドでは、プランはeSIM設置の瞬間から24時間単位で開始すると明記されています。購入とQRコードの受け取りは事前に済ませ、設置は出発直前か韓国到着後に行います。

Q. 設置に失敗したらQRコードを再発行してもらえる?

KTの場合、eSIMは一度しか設置できず、設置後に削除すると新しいQRコードは提供されません。また、端末で一度アクティベートすると「キャンセルや端末変更」もできないと公式に案内されています。

Q. データ無制限なのに遅くなるのはなぜ?

KTは1日11GBまで高速、超過後は最大5Mbpsで無制限という設計です。毎日午前0時に11GBがリセットされるので、翌日にはまた高速に戻ります。LG U+の韓国ツアーパスは公式ページ上「速度制限のない無制限」と案内されています。

Q. 日本の番号も同時に使える?

物理SIM+eSIMのデュアル構成に対応した端末なら可能です。日本の番号はSMS受信用に残し、データ通信は現地回線側に切り替える、という使い方が一般的です。日本側のデータローミングは必ずオフにしてください。

Q. 空港で買えなかったらどうする?

LG U+は仁川T1 Fゲートと仁川T2 3番ゲートに24時間のカウンターがあり、仁川T1 Aゲートと仁川T2 8番ゲートは6:00〜22:00、金浦空港1番ゲートは6:30〜23:00、金海(釜山)空港2〜3番ゲートは6:00〜22:00と公式ページに記載されています。深夜着の場合は24時間カウンターを狙うか、事前購入が確実です。

10. まとめ:チェックリスト

  • 滞在日数を先に確定する(KTは1〜90日まで13段階、LG U+は3日と5日)
  • 交通費込みがいいか別払いがいいかを決める(LG U+は交通乗り放題込み)
  • 韓国の電話番号で発信するなら、入国確認とチャージ(最低5,500ウォン)が必要
  • 端末が *#06# でEIDを表示するか確認する
  • 購入から30日以内に設置、設置した瞬間から課金開始
  • 決済手段と余ったウォンの出口も一緒に準備しておく

韓国の支払いを1枚にまとめる:moin card 事前登録受付中

韓国の通信を整えたら、残るのは決済です。moin card(モインカード)は、日本にいるうちにウォンをあらかじめチャージして使うプリペイドカードです。

  • チャージ手数料0%
  • 決済時はチャージしたウォンがそのまま引かれます(1万ウォンの決済なら1万ウォンの差し引き。別途の上乗せはありません)
  • 残った残高は日本の口座へ返金できます
  • 決済と交通を1枚で使えます

レートを気にしながら現金を両替し、使い切れずに余らせる——という韓国旅行の定番の悩みを、チャージ式で先に解決してしまう発想です。

moin cardの事前登録はこちら

※ moin cardは2026年下半期リリース予定のサービスです。記載の条件は変更される可能性があります。最新の内容は公式ページでご確認ください。

※ 本記事の料金・条件は、KT公式ユーザーガイド「Korea SIM / eSIM 2026.07 ENG」、LG U+公式「韓国ツアーパス」日本語ページ、SKテレコム T world公式ローミングセンター案内で2026年10月26日に確認したものです。料金や条件は予告なく変更される場合があるため、購入前に必ず各社公式ページをご確認ください。

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